大井川鉄道の蒸気機関車

2009年9月には、蒸気機関車復活30年を記念して大井川鉄道で銀河超特急999号が走りました。アニメの銀河鉄道に憧れて、本物さながらの銀河超特急999号に乗車するファン、沿線で写真に納めるファンと多くの人が集まったようです。

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大井川鉄道の蒸気機関車

大井川鉄道SLの旅 車窓の景色


1000年に一度、9がぞろ目で揃う日の2009年9月9日に、静岡県大井川鉄道で銀河超特急999号の特別運行が行なわれました。車内にも、そして銀河超特急999号が走る沿線にもカメラを持ったファンが詰めかけ、盛んにシャッターを押していたそうです。

この特別列車は新金谷駅から千頭駅を走ったそうですが、普段のSL列車はJR東海と接続している東海道本線金谷駅が始発となります。しかし大井川鉄道用のホームは短いため、最大で7両もの客車を繋いでいるSL列車は一部がホームにかからないそうです。

さて金谷駅を出発したSL列車は大きくカーブを切った後、大井川に沿って北上します。やがて新金谷駅に到着しますが、この新金谷駅構内にはバス駐車場があり、団体客はこの駅が起点となります。

また桜や紅葉などのシーズンには1日3往復のSL列車が設定されるため、車庫で煙を上げて待機中のSLを見ることができます。

新金谷駅を出発した列車は千頭駅へと向かうわけですが、途中にある様々な風景も楽しんでください。神尾駅を通過するときは列車の左側に目をやると、たくさんのたぬきの焼き物が旅の安全を願って並んでいる姿を見ることができます。また家山駅は春になると満開の桜がとてもきれいな場所です。車窓にはお茶の段々畑や小さな村が見えてきます。

大井川の川幅が狭くなってくるとSLは川に寄り添い、やがて大井川の対岸へ渡ります。車窓の右手には、SLの見られる露天風呂として名の知れた川根温泉ふれあいの泉があります。

いくつもの小さな駅を通過し、やがて列車は1時間20分の旅を終えて千頭駅に到着します。千頭駅の構内は広く、機関車や電車が静態保存されており、SL資料館もあるのでぜひ見学してみたいところです。


大井川鉄道の蒸気機関車